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経営者のお悩み一覧

経営者の悩みトップ5

中小企業基盤整備機構によれば、経営者の悩みのトップ5は以下の5つです。

  1. (1) 売上が伸びない(営業力・販売力の強化)
  2. (2) コストがかかりすぎている(コストダウン、販売価格引き上げ)
  3. (3) 後継者や幹部をどう育てていいかわからない(人材の育成・確保)
  4. (4) 運転資金がどうにかならないか(当面の資金繰りに関する支援)
  5. (5) パートナーをどう探せばよいのかわからない

悩みのない経営者なんていない…

景気動向、法改正、市場動向、競合の動向、従業員の管理、資金繰り…など様々問題や課題をしっかり見据え、息つく暇もなく次々と判断が求められる、これが経営です。悩みのない経営者はいません。市場への浸透、新市場開拓から、売上の急激な変化や資金繰りなどたくさんの業務をタイムリーに判断し処理することが求められます。個人の力は限界があります。私たちと一緒に解決の路をきりひらきましょう。

悩みは一人でかかえこまない…

中小企業の経営者は経営上の悩みを抱えていても、信頼できる相談相手がいないことが多く、また、外部に知れたら金融機関から融資が受けられない、債権者が支払サイトを短くするよう要求されるなど社会的信用が低下することを恐れ、自分の心の中にしまいこんでしまうことがあります。がんばればなんとかなると手立てをこまねいていると、事態を深刻化してしまう場合もあります。新商品・サービスも市場や業界の動向とタイムリーにかみ合っていないと商機を逃すことにもなりかねません。このようなことを防ぐには信頼できるプロの相談窓口を持っておくことも一つの対策です。

コスト削減が…

業績低迷が続き、打開策が見えません。社員の意欲も低下して…打開策に妙案があるわけではありません。まずは窮境原因を明らかにし、原因除去策を検討し実行することです。その上で外部環境(機会と脅威)、内部環境分析(強みと弱み)を分析し、強みを生かせる機会に注力することです。分析には財務分析など専門家の視点も求められますので、ご相談することも検討されてはいかがでしょうか。

経理・財務、人事・労務の後継者育っていない

経理・財務、人事・労務の専門家はすぐには育ちません。経理・財務であれば簿記2級以上を持った方を募集し、現在の担当者との引継などをすすめることなどが考えられます。場合によっては税理士事務所などに委託することも考えられます。人事・労務の戦略的な視点は社長など経営トップが考えるべきです。実務はこれも法学部出身者などから育成する対象を選んで現在の担当者が育成担当者になってすすめるべきでしょう。実務は社労士事務所などに委託することも考えられます。

社員教育が…

会社の業務運営は人材に負うところが非常に大きく人材育成は会社の戦略課題と考えましょう。従って採用後の教育・育成が重要な位置を占めます。以下の諸点に留意し、業務に関する知識や実務教育を行い、その後の方向を明確に示す良いでしょう。

・経営理念、会社の大きな考え方は担当者まかせにせず、経営者自ら熱い思いを伝えましょう。難しいことではなく、自分がこの仕事を行ってきた思いを伝えましょう。また今後の業務の基本的な取り組みの根底にあるお客様満足を目指すことをしっかり話すことが大切です。

・お客様の満足を通して自社、お客様が共に発展して行くことを目指すことをしっかり伝えます。

・その上に立って業務知識を内容ごとにお話しすることが大切です。その際、各部署の仕事の関係を話し、全体の仕事の中で自分の仕事はどの位置にあるかを理解してもらうことも大切です。

・最低限上記の3点と以下のことが基本教育として不可欠です。

・5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)、組織人としての基本動作、クレームに対する初期対応など直ぐに必要な最低限の知識・技術も教育することは大切です。

・できれば、一定の業務経験の上に立ったステップアップのカリキュラムも考え定番にしておくと毎年大きく変えなくても円滑な社員教育が自分たちだけでもできるようになります。

・予算に余裕があり、今後の事業展開に必要な場合は外部研修もできるよう情報取集しておくとなお良いと思います。

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